お散歩中に吠える愛犬の心理は？

人間にとってワンちゃんが必要以上に吠えることは無駄吠えでも、ワンちゃんにとっては吠えることは自分の気持ちを伝える手段の1つであり、いたって当たり前の行動です。愛犬が散歩中に吠える理由は様々ですが、何か訴えたいことがあって吠えているということを、理解してあげましょう。

しかし、愛犬が散歩中に吠えることで誰かの迷惑になることもあり、そのままにしておくことは飼い主さん自身が気まずい思いをするだけでなく、愛犬にとっても吠えることはストレスになることもあります。必要以上に吠えることをやめさせるためには、散歩中に吠える愛犬の気持ちを考え、原因に合わせた対策やしつけを行ってあげることが大切です。

原因別でみる愛犬が散歩中に吠える時の対策

散歩中に犬が怖くて吠える時

散歩中に他のワンちゃんや人を怖がって吠える場合は、吠える前に「お座り」や「伏せ」といったコマンドを出して落ち着かせてあげましょう。落ち着かせるためのしつけは、怖がるときだけでなく、散歩中の様々なシーンで役立ちます。吠えることを叱っても、愛犬はますます吠えるだけなので、叱るのではなく日頃から落ち着かせるためのしつけをしてコマンドの指示が聞けるようにしておくことをおすすめします。
散歩中に愛犬が縄張り意識から吠える時

いつも同じ散歩コースを散歩することで、自分の縄張りだと思ってしまうワンちゃんもいます。縄張り意識を持たせないためにも、1週間に1、2回は散歩コースを変更しましょう。この時、いきなり散歩コースをガラッと変えてしまうのはワンちゃんのストレスになるため、少しずつ変えると良いでしょう。また、初めて行く場所での散歩は、散歩時間を短くしてゆっくりと慣らすことも大切です。
散歩が嬉しくて犬が吠える時

散歩に行けること自体が嬉しくて散歩中も吠えるワンちゃんでは、家を出る前にクールダウンさせてあげましょう。興奮したまま散歩に出ることで吠えてしまいますので、ワンちゃんの興奮が落ち着いてから散歩に行くようにしてください。

ワンちゃんが吠えるのは当たり前のことですが、必要以上に吠えるのは迷惑になるだけでなく、散歩中であればトラブルに発展することもあるので注意しなければいけません。愛犬が吠えることをしつけでやめさせることはできませんが、吠えないようにコントロールすることは可能です。

散歩中に愛犬が吠えるのはなぜか理由を見極め、原因に合わせて対策してあげましょう。

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