愛犬への上手な褒め方・叱り方

ただ褒めたり叱るだけではワンちゃんには伝わりません。

例えば、トイレトレーニング中にキチンとトイレの中で排泄ができたとき、飼い主さんが近くにおらず、その数分後に褒めたとします。この場合、ワンちゃんは何に対して褒めてもらったのか理解できません。

ここでとても重要なのは「タイミング」です。

その行動をした瞬間に褒めることで、ワンちゃんは「この行動をすれば褒めてもらえるんだ」と学習していきます。

叱る際は特にタイミングが重要であり、ワンちゃんによっては人を怖がるようになってしまうことがあるため注意が必要です。

ワンちゃんは声色でも雰囲気を感じ取っているので、褒めるときは高めに、叱るときには低めのトーンで声をかけるように意識しましょう。

また、別の例として、「声をかけない」という方法もあります。一緒におもちゃで遊んでいる最中に意図的に手を噛んできた場合、静かにその場を離れ遊ぶのをやめるという方法です。

飼い主さんと遊ぶ、という楽しいことが手を噛んだことによって消えるということを学習し、次第にその行動は減っていきます。