愛犬に必要なお手入れ｜ドッグスクールIDEAL

愛犬のシャンプーについては2週間に1回の自宅でのシャンプーが理想と言われています。室内で飼っているからそんなに汚れているようには見えない…そんな風に感じている飼い主さんも多いとは思いますが、見えていないだけで汚れは案外たまっているものです。 それを放置してしまうと、古い皮脂や汚れの放置により不衛生となり悪臭を放ちます。また、アレルギー体質の子の場合はアレルゲンが皮膚に付いたままとなりアレルギーが悪化してしまったりさまざまなトラブルが起こる可能性があります。

外からの汚れであれば拭けば落ちますが、体から出る皮脂や汚れ、アレルゲンは洗い流さなければ落ちません。 そのままさらに放置すれば皮膚疾患などに繋がるため、定期的なシャンプーで不要な皮脂や汚れなどを落とす必要があります。 

ワンちゃんの足裏には毛が生えていて、室内飼育の環境では足裏の毛が伸びやすくなります。特に長毛種では伸ばしたままにしておくとフローリングの床で肢が滑ってしまい、膝や腰などに負担をかけ、関節疾患などに繋がるおそれがあります。また、足裏の毛が伸びていると指同士の間が蒸れて皮膚病の原因になることもありますので、定期的に足裏の毛をバリカンやハサミでカットするなどこまめに手入れをするようにしましょう。

歯についた食べかすをそのままにしておくと、歯垢や口臭の原因となります。歯垢はやがて歯石へと変化し、歯周病を引き起こすきっかけになります。歯周病がひどくなると歯が抜け落ちたりするので、毎日の歯磨きはとても大切です。 歯ブラシ・ガーゼ・お気に入りのフレーバーを使うなどその子に合った方法で「日常的に続けること」を意識してみましょう。そのためには飼い主さんの正しい知識と根気が必須です。既にケアを行っている方はこれからも頑張って続けてください。今までやってなかった方や、やろうとして出来なくてやめた方もこれを機にぜひ始めてみてください。

耳のお手入れを怠ると耳ダニの感染や、外耳炎の原因になります。特に耳の垂れているワンちゃんは、耳の中の通気性が悪く、蒸れて炎症を起こしやすい環境ですのでこまめに手入れしてあげましょう。