愛犬のストレスサイン｜ドッグスクールIDEAL

・病院など慣れない場所や苦手な場所に外出する

・飼い主さんのライフスタイルが変わり留守番する時間が長くなった

・ペットや赤ちゃんなど新しい家族が加わり、飼い主さんが自分以外の家族に気をとられることが多くなった

・自分よりあとに家族になったペットと相性が良くない、関係性が築けない

・飼い主さんの環境や心境の変化により、散歩や遊びなどコミュニケーションをとる時間が減った

・家族同士のケンカが増えた

・飼い主さんがイライラしたり、不安になったりすることが増えた

家の中のしつけのルールが一定ではない（飼い主さんの気分で叱られたり褒められたりする）

・ドライヤーや掃除機など家電から発生する大きな音

・雷、花火などの日ごろ聞くことが少ない大きな音

・室内の照明やパソコンのディスプレイのライトなど電化製品が発する光が明るすぎる

・柔軟剤、洗剤、芳香剤、たばこなどの人工的なにおい

・湿度や温度がワンちゃんにとって快適ではない設定

・与えている食事が年齢のステージや体質に合っていない、量が適切ではない

・トイレや寝床が衛生的ではない

・トイレの場所がわかりづらい、または行きづらいところに設置されている

・ワンちゃんの眠りの妨げになるような明るい照明を使っている

・体調が悪いにもかかわらず適切なケアを受けられていない

・新鮮な水を飲むことができない

飼い主さんが多忙になり、愛犬とのコミュニケーションやスキンシップが減ってしまうと、いたずらが増えたり自分の身体を過剰になめたり、トイレを失敗するようになることがあります。どうしても忙しいときは知育トイを与えて遊ばせておくのも1つの方法ですが、やはり愛犬は飼い主さんと一緒に何かをしたいと思っています。 短い時間でも構わないのでおもちゃを投げたり、愛犬が触れられてうれしいところを撫でたり、「いい子だね～」と声をかけたりしてスキンシップをとりましょう。ブラッシングが好きなワンちゃんには、スキンシップの手段としてブラッシングをするのもおすすめです。ただし、過度なスキンシップがかえってストレスになる子もいます。反応をよく見ながら、愛犬が喜ぶ方法でスキンシップをとりましょう。

散歩でにおいを嗅ぐのを楽しんだり公園でボール投げをしたりと、ワンちゃんの本能を最大限に活用できる動きや遊びを増やすことで愛犬のストレスは軽減されます。散歩は歩く速度や散歩コースを変えるのも効果的です。天候が悪い日は運動不足になりがちですが、フードやおやつを家のいろんなところに隠し嗅覚を使って探すノーズワークをしたり、おもちゃを介して遊んだりしましょう。 また、社会性がありほかのワンちゃんと仲良く遊べる子は室内や屋外ドッグランもストレス発散になります。しかし、成犬になるとほかのワンちゃんとの相性もあるため、犬同士のコミュニケーションを見ながら安全に楽しく遊べるよう飼い主さんがサポートしてあげましょう。

ワンちゃんは噛むという行動でストレスを発散します。家庭内でいたずらをされないためにもおもちゃを噛む習慣をつけるとよいでしょう。ワンちゃん用のデンタル商品や噛むおもちゃ、ガムなどを与えるときには愛犬が安全におもちゃを使えるか確認しましょう。 硬すぎるおもちゃは歯が欠けてしまうこともあるので注意が必要です。ワンちゃんのおもちゃやガムの好みも個体差があります。愛犬の好みをぜひ見つけてあげましょう。また、定期的にデンタル商品やガムなどを噛むことは歯周病予防にもつながります。